3月21日(水) 向野橋に思う

 私たちの住む野口地区では、山田川を隔てた向こう側を「向野・・・むかいの」と呼び、昔から畑作物や果樹などを栽培しています。 向野に行くには、山田川にかかる「向野橋」を渡りますが、今の立派な橋の下には、30年くらい前まで使用していた古い小さな橋が今も残っています。 昔の橋には、子供の頃の思い出がたくさん詰まっています。 私たちの小さな頃は、まだまだ「もの不足の時代」でしたので、お菓子なども十分にありません・・・悪ガキでしたので、お腹が空くと、勝手に畑のスイカや柿、梨などを頂戴し、橋の上で賞味・・・皮や種などは川の中へ・・・。 また、川に泳ぐ「うぐい、鯉」を、橋の上から釣って、食べたり・・・。 橋から川に飛び込んで、泳いだり、魚を捕まえたり・・・。 今の子供たちは、川で泳ぐことも、一人で川に近づくこともできないことになっているとか。  子供たちが、子供らしい時間を過ごせること・・・そんなことが里山では可能な気がします。 
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by makinooto | 2007-03-21 17:11 | 自分のこと
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