里山での農業・・・いよいよ正念場にきたような気がします。 米価が下がる傾向は依然変わらず、あわせて米余りからくる転作(米以外の作物・・たとえば大豆や大麦などを作付けする)面積は拡大される一方です。 このままだと、農業経営としては継続できない農家が多くなり、耕作放棄の田んぼが増えることになるでしょう。
私たちの地域は、集落みんなで営農法人をつくり、効率的な経営を続けてきましたが、それでも経営は厳しくなるばかりです。 個人で経営している兼業農家は、会社勤めをしていただく給与などを農業経営の赤字補填に充てているのが現状です。
将来に希望の持てる農業、農村づくりをしないと、農地は荒れ、国土保全や食料生産に危機的な状況が訪れるのは必至です。